ロジェ・ド・ラ・フレネー
Roger de la Fresnaye.JPG (79178 バイト) フランス(1885-1925)

「男性のいる風景」

水彩・紙
30.5×22.5
1920

ロジェ・ド・ラ・フレネー:
フランスの西部、ル・マンに生れる。1903年パリのアカデミー・ジュリアンに入学したが、写美的手法にあきたらず、アカデミー・ランソンに移り、セりジェ、ドニに師事してナビ派の作風に感化された。ついでセザンヌの絵を知り、その形態の構成を学び、ピカソ、ブラックの作風に興味を持ち、キュービスムに向かった。1910-13年サロン・ドートンヌに他のキュビストたちと出品、1912年セクション・ドールの創設に参加した。キュービスムの代表的、主要な作表の一人として活躍し、純粋に色と形による画面構成、抽象的表現を追及して、初期キュービスムの分析的な形の細分化に代えて総合概念を導入し、線と色の厳密な結合、均衡ある構成、高い調子の色弱をもつ作品を発表した。しかし、その優雅で洗練された色調、簡潔で鋭い表現には最もフランス的な感性と知性、節度がみられ、キュービスムの作表という以上に本質的にフランスの画家といえる。作風はキュービスムから古典主義へと変わっていった。

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